(9/12)部会開催報告
- 令和7年9月12日(金)に開催した部会について、下記のとおり報告します。
- 1.日 時 令和6年2月14日(水)13:00~14:40
- 2.場 所 和歌山商工会議所 4階 第2会議室
- 3.参 加 者 部会長はじめ14名
- 4.概 要
- 【部 会】13:30~13:45
- 内畑部会長の開会挨拶の後、事務局より「議員改選に伴う二号議員の選任」について説明を行う。選任方法については、議長に一任との意見が出され、㈱有石、大岩石油㈱、㈱近鉄百貨店和歌山店の3社を選任する案が、原案どおり承認された。
- 【勉強会】13:45~14:40
- 和歌山県の最低賃金が11月1日を発効日として、65円アップの1,045円となることが決定した。それを受けて、今後企業がするべき対策や賃金の計算方法等についての勉強会を開催した。
- ●始めに、和歌山地方最低賃金審議会の使用者代表委員である当所田中専務理事より、今年の最賃金額決定に至るまでの経緯を説明。
- ・最賃が低い県ほど大幅な引上げを行っている。
・和歌山県もかなりの引上げを行ったが、近畿圏では一番低い。
・和歌山県の今年の最低賃金の発効日は、最賃の決定が遅れた点・最賃の上げ幅が大きいため、企業が対応するための猶予期間を見込んだ点を加味し、例年より遅い11月となった。
・来年は最賃がもっと上がる可能性が高い点等が挙げられた。
- ●勉強会の講師を務めた社会保険労務士の小栗知子氏より、最低賃金についての理解、企業が取り得る今後の対策について主に以下の点を説明。
- ・最低賃金についての基本知識を説明いただく。最低賃金とは、基本給だけではなく、役職・資格・職務手当等々も算入される。基本給に各種手当を含めて年間労働時間で割り戻すと最低賃金額になる。
・最賃が大幅に上がることによって事業所には困ることが多々ある。特に、パートタイム勤務の130万円枠による労働時間の減少や、パートタイム勤務以外の従業員の賃金アップも併せて考えなければならない。
・最賃が上がっていく中で求職者を集めるには、共済の加入や有給休暇の完全取得を目指すなど、福利厚生の充実を図る方が、求人申込みが増加する可能性がある。
・最後に、最賃引上げに活用できる業務改善助成金等の助成金制度について説明。
- 以上で議事を終了し、当部会を終了した。