(7/31)部会開催報告
- 令和7年7月31日(木)に開催した部会について、下記のとおり報告します。
 
- 1.日  時  令和7年7月31日(木)13:30~15:20
 
- 2.場  所  和歌山商工会議所 4階 特別会議室
 
- 3.参  加  者  部会長はじめ13名
 
- 4.概  要
 
- 【勉強会】13:30~14:40※観光・食品部会、金融業部会オブザーブ参加
 
- テーマ:「JR和歌山駅周辺の再開発事業について」
 
講 師:和歌山市 都市建設局 都市再生課 課長 中野昌則氏、都市計画課 副課長 牧野和之氏、道路政策課 班長 岩﨑真人氏 他4人
- 開催の経緯として、当部会より、和歌山市に対し、観光客の増加を見据えた「JR和歌山駅周辺の再開発と交通網の整備」を要望。
 
特に、紀伊中ノ島駅から宮前駅区間の橋上化を長年に亘って要望しており、その実現可能性を探り、次年度に向けた要望を協議するため概要や進捗について説明をうけた。
内容としては、大きく分けて以下の2点について説明を受ける。
- ●都市再生課より、R7.7.1に公表した「和歌山駅まち空間活性化基本構想」について説明
 
- ・2050年の未来を展望した「①まちとのつながりの強化」「②暮らしの質の向上」「③和歌山の魅力づくり」の3つの視点を盛り込む
 
・対象エリアは①駅舎・西口・東口・わかちか等、②周辺:みその商店街、けやき、友田町三丁目開発地域、③広域連携:ぶらくり丁・市駅・和歌山城
・定時性の高い次世代モビリティ(自動運転バス、BRT/LRT等)の導入可能性を検討
・西口に路線バス、東口に県内観光を見据えた交通機能(観光バス)
・まちなか移動の利便性向上を図るため、自転車利用促進(メンテナンス施設、シェアサイクル、地下駐輪場など)
- ●道路政策課より、連続立体交差事業の検討結果について説明
 
- ・R2~R6まで9回にわたり検討を重ねてきた。橋上駅を設置した県外自治体にも調査
 
・検討するにあたり課題は、①道路交通(渋滞など)・②鉄道事業者との調整・③事業費
・検討結果:現実的ではない
- 【部会】14:40~15:20
 
- (1)令和8年度和歌山県・和歌山市への要望事項(案)について
 
- 県要望は原案どおり承認。
 
市の要望については、「市の説明で橋上化の実現は不可能だと理解したが、50年後を見据えて実現した場合の経済波及効果を調査研究してもらいたい」との意見が出る。その方向性で進めること、内容については、改めて部会長と相談することで承認を得た。
加えて、ぶらくり丁などの中心市街地についての意見が出され、追加を検討することとなった。
- 以上で議事を終了し、当部会を終了した。