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活動報告
(2025.02.14)和歌山版政労使会議(第7回和歌山働き方改革推進協議会)が開催されました
行政、労働団体、経済団体それぞれのトップが初めて一堂に会しての和歌山版政労使会議が開催され、和歌山県商工会議所連合会からは竹田会長(当所会頭)が出席し、賃上げについて意見交換を行いました。
『賃上げは必要、課題は原資確保。そのためには価格転嫁と特に生産性向上が不可欠』という三者の共通認識に立ったうえで、
山本連合和歌山会長は、「和歌山県の賃金水準は低く、特に中小企業を引き上げないと労働者のワーク・エンゲージメント向上につながらず、和歌山県は活性化しない。また、生産性を高めるためには労働者のモチベーションを高める働き方改革と労働者自らがポジティブにアクションを起こし生産性を高めることが必要。」と発言されました。
竹田会長は、賃上げや価格転嫁の実態をデータで示しながら「持続的な賃上げが大事だが企業経営は大変厳しい。賃上げ原資確保のための価格転嫁、生産性向上への取組と行政の支援が必要。」と提案しました。
岸本知事からは、「賃上げを継続するためには生産性を上げることが必須、そのために投資のリスクをとって生産性向上に取り組む事業者を支援する。」とのお話がありました。
最後に、出席者総意のもと、地方の中小企業がおかれている厳しい経営環境の中、企業の成長、賃上げ、消費拡大という経済の好循環を生み出し、物価高に負けない賃上げの実現に向けて、政労使が一体となってオール和歌山で取り組むことを宣言しました。