１１月１５日（金）、繊維工業部会員（木村明人部会長）１２名は播州織の産地 兵庫県西脇市で独自のデザインとものづくりを発信しているブランド「tamaki niime（タマキニイメ）・有限会社玉木新雌」を視察しました。

　同社は糸の染色から織布、デザイン、縫製、仕上げまでを自社で一貫生産する強みを生かし、世界的に高い評価を受けているショールや衣料品を中心としたオンリーワンの作品を多く生み出しています。

　昔ながらの力織機（りきしょっき）や最新の横編機を使い、「唯一無二」「一点モノ」の作品を作り出す工房とショップを見学した後、デザイナーで同社代表の玉木新雌氏を囲んで意見交換を行いました。

　参加者は玉木氏の「他にはないもの、真似されないもの」を作ることへの強い想いやそれを支えるスタッフとの信頼関係の築き方などに感銘とビジネスのヒントを得ることができました。