ロボカップジュニアとは

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ロボカップジュニアとは

子どもたちが自分の手でロボットとプログラムを作り共に学ぶ、それがロボカップジュニアです。

ロボカップジュニア ジャパンオープン2017 中津川の様子

ロボカップジュニアとは19歳以下の子どもたちを対象とした自律式ロボットの世界的競技会で、2000年より世界数十か国で開催されています。子どもたちはロボット作りからプログラミングまでのすべてを自分の手で行い、この取り組みの中で技能や知識だけでなく自立心や恊同する心も育まれていきます。

世界チャンピオンチームに勝てる自律型サッカーロボットを2050年までに作る目標を持つロボカップ。その次世代の担い手を育てるロボカップジュニアには、全国23地域(ブロック)で数千人の競技者が取り組んでいます。

ロボカップジュニア・ジャパン公式ホームページ http://www.robocupjunior.jp/

選手は全国各地の「ノード」から参加し、ブロック大会、日本大会と勝ち進んで、最終目標である世界大会を目指します。

ロボカップジュニアの競技では全国各地でノード大会(地区予選)が行われて、勝ち抜いたチームがブロック大会へと進出します。さらにブロック大会が「日本大会(ジャパンオープン)」への選抜大会にもなります。

そして日本大会で代表チームに選ばれると世界大会の出場権が得られ、各国代表と戦ったりチームを組んで団体戦を行ったりすることになります。

大会の概要

競技種目は、対戦型の「サッカー」、ミッション型の「レスキュー」、パフォーマンス型の「オンステージ」の3つ。

ロボットのコントロールを作る様子

ロボカップジュニアの競技種目には対戦型の「サッカー」、ミッションクリア型の「レスキュー」、パフォーマンス型の「オンステージ」と大きく3つの競技リーグがあり、それぞれの競技ならではの特徴があります。どの競技も、外からのコントロールなしに自分で動く「自律式ロボット」を選手たち自らで作るのがルールですが、競技によってロボットの工夫のしどころが異なるのも面白いところです。

サッカーリーグ

サッカーリーグの様子1

サッカーリーグは1チーム2台ずつの自律型ロボットが赤外線を発光するボールを探して相手ゴールに入れる事で得点を競う競技です。対戦型競技のため勝ち負けがハッキリしていて、初心者でも取っつきやすく楽しめるのが特徴です。

サッカーリーグの様子2

サッカーロボットに求められる基本機能は素早くボールを見つけて動き敵のゴールに入れる事と、白線を出ない事で、赤外線センサーや方位を割り出すコンパスモジュールなどを駆使します。入門用キットから始める人も多いのですが、制限の中で俊敏さを求める上級者は回路やボディを自作したり、オムニホイールと呼ぶ多方向に動けるタイヤを用いたりします。チームワークと総合的なロボット技術を必要とし、時として運の要素をも影響する競技です。

レスキューリーグ

レスキューリーグの様子1

レスキューリーグは、ロボットが周囲の状況を判断して様々な障害を乗り越えて被災者を救助する競技です。大人が取り組むロボカップメジャーのレスキュー競技がモチーフになっており、技術やアイデアによりクリアするレベルが高まるという奥深さを持ったミッションクリア型の競技です。

レスキューリーグの様子2

レスキューには、黒いラインを辿って銀色の玉の形の被災者を救助するまでを競う「ライン」と、何も印のない迷路を辿って発熱する被災者を探し出していく「メイズ」、プログラムによって仮想空間で競い合う「CoSpace」の3種類があります。より正確で多彩な動きを必要とする事からレゴ®マインドストーム®の様なブロック型ロボットキットを用いる人も少なくありません。選手自身のレベルに合わせて取り組む事ができるのがレスキューの特徴です。

オンステージリーグ

オンステージリーグの様子1

オンステージリーグは、2分間でロボットがダンスや演技などを披露するパフォーマンス型の競技です。演技を見た審査員がスコアシートを基に審査を行います。台数やサイズに制限がなく人間との共演も可能なため、創造性に無限の可能性を持っています。

オンステージリーグの様子2

採点ではエンターテインメント性、独自性、完成度などの要素に加えてロボット間やロボットと人間との相互のコミュニケーションなども評価されます。また、サッカーやレスキューに比べてチームメンバーが多いのも特徴で、チームワークの良さも求められます。

これがロボカッパーだ!!

ロボカップジュニアに取り組んでいる選手「ロボカッパー」を大解説!

ロボカッパー

選手

ロボカップジュニアに参加できる選手の年齢上限は19歳。下は小学生から上は高校生、高専生まで幅広い年齢が参加していて、女子だって少なくない。共通するのはみんなロボット好きという所。最初のうちは知らない事ばかりだが、見よう見まねでやっているうちに電子工作や機械の知識やプログラムの知識などが増えて、考える力も身に付いていくぞ。作りたいロボットを実現するためには、色んな選手とのコミュニケーションも欠かせない。

ロボット

ロボカップジュニアで使うロボットは自作が基本。…とは言っても初心者がいきなり高度なロボットをゼロから作れるわけではないので、最初は入門用キットやブロック型のロボットキットを使う人がほとんどだ。サッカーの場合はダイセン電子工業のTJ3Bが、レスキューやオンステージの場合はレゴ®マインドストーム®が人気だ。技術を習得していくうちにセンサーや駆動機構なども自分で作れるようになり、Arduinoなどを用いてオリジナルマシンを作る人も多いぞ。

チームメイト

ロボカップジュニアの競技はいずれも2人以上のチームを作って参加する。チームメイトは単に一緒に戦うというだけでなく、様々な情報交換をしたり共に学んでいくパートナーとして大切だ。役割分担をしてロボット作りができるようになるとより強いチームになれるぞ。

プログラミング

ロボットのプログラミングを行うためにパソコンは必須。高性能である必要はないが、試合に持ちこむためにはノートPCが良い。プログラミングの方法はロボットの種類や選手のレベルによって様々だが、初心者向けにはタイルを並べるだけで簡単にプログラムができるソフトもあるのでとっつきやすいぞ。一方、上級者になるとCやC++といった言語をベースにしたプログラミング言語を使いこなしていく事になる。少し難しいけどできる事が増え、より高度な動きをするプログラムを作れる様になるとロボットも確実にレベルアップして行くぞ。

メンター

ロボカップジュニアではロボット作りに行き詰った時にアドバイスをもらったり、普段選手の世話をしてくれる様な保護者や先生のことをメンターと呼んでいる。でもロボカップジュニアの基本は「自己責任」なのでメンターの世話になるのはどうしてもという時だけ。試合になれば大人の手助けは絶対にNG!チームの学生メンバーだけで全てに対応しなければいけないルールなので注意しよう。

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  • 株式会社島精機製作所

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